天乃山ネイチャーアクアリウム研究所主催で2001年早春に行われた超小型水槽コンテストに参加いたしました。結果は17作品中13位と下から数えたほうが早い順位でした。しかし、天乃山特別賞最終ノミネートまで行ったのですから満足です。
実はこの作品は、2000年秋から作り始めていたのですが、審査の公正を守るために自HomePageの公開が止められていました。(すばらしいことだと思います。) 2001年3月2日に審査結果が発表になったので、その作成過程を公開したいと思います。

11cmのキューブ水槽、パワーハウス(メイン水槽の外部濾過器から拝借)、アクリル板、エアーポンプ、エアーストーン、流木、南米モス、プチナナ、ミクロソラム・ウェンデローブ、ビーシュリンプ、クリスタルレッドビーシュリンプ、メイン水槽の水
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今回は長期維持が出来るように、濾過装置を付けたかった。しかし、通常の濾過器だと大きいので水流が強すぎて洗濯機状態になってしまう。また、市販の濾過器だと大きく景観を損ねてしまう。そこで、底面濾過器を自作した。この濾過器は底面部分に濾材を入れて底面を濾過層にしてしまうというものだ。この考えは素晴らしいと思ったのだが、コンテスト結果が出る前に、charmさんからビーシュリンプ専用底面フィルターとして同じアイデアのものが発売されてしまった。(ちょっとくやしい・・・)
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設備類をすべてセットした状態 ここまで微妙な調整で何度削り直しをしたことか・・・ |
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水をいれて回してみたところ 麦飯石溶液を入れて流れを見てみたところ望み通りに回っている。しかし、心なしか水流が強い気も・・・この点については分岐弁を使って空気流量を調節した。 |
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底面に南米モスを撒く 通常水草水槽の底面にはソイルや大磯などを敷き詰めるが、今回は底面濾過なので汚れた後の掃除が手間となる。そこで、南米モスを敷き詰めることで底床の代わりとした。 この方法だと南米モスが物理フィルターの役割をしてくれて細かいゴミはあとで取ればよい。また、いつでも取り外しが出来るので、このアクリル板ごとバケツでジャブジャブすれば綺麗になる。 綺麗、簡単、又CRSの餌にもなると、一石三鳥の底床である。 |
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南米モスを底床に使用したので、根の張る水草は使用できない。また、せっかく掃除も簡単に出来るようにしたので、このメリットを殺してはならない。 そこで流木にアヌビアスナナ・プチとミクロソラム・ウェンデローブを活着させた。 このシステムは置き場にも苦労した。水槽が小さいので、保温の為にヒーターを入れることが出来ない。室内全部温めるか、電気カーペットのように下から温めるしかない。だが家では両方とも不可能だった。 |
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< アピールしたいこと >
まず小型水槽を作成してどこに置くかで悩みました。せっかく作成しても鑑賞しづらかったり、メンテナンスが面倒では楽しみがなくなってしまいます。
そこで置き場所に選んだのが、植物育成フレームの中です。ここなら光源は他の植物同様20W*2、温度もヒヨコ電球で確保でき、普段から覗いているので置き場所としては最適です。
次に濾過装置ですが、外部フィルターを使用すると水流が強すぎるので、底面濾過装置を作りました。エアーポンプの空気を利用して水を循環させています。エアレーションをするのでCO2が多量に必要な水草は使用できないので、陰性植物のみで纏めました。またあえて底床を使用せず南米モスを底床代わりに使いメンテナンス性を向上させています。
< 水槽サイズ(横*奥行き*高さ および 総水量) > 11*11*11(cm) 1リットル位
< 水草名 > 南米ウィローモス、アヌビアスナナ・プチ、ミクロソラム・ウェンデローブ
< 生物名 > クリスタルレッドビーシュリンプ、ビーシュリンプ
< 光源とその点灯時間 > ADA NAランプ 20W + PG III 20W 15:00-23:00 6時間
< 濾過の有無と方法、換水の頻度、濾材の種類など濾過に関すること >
濾過 有 パワーハウスを使用したオリジナル底面濾過
換水 週1回 200ml
< 添加物(肥料・栄養素など) >
ECA,メネデール,ハイポネックス開花用
< 水温 >
14℃〜25℃
< 保温方法 >
植物温室内に入れてヒヨコ電球でフレーム内を温めている。
− 水質関連データ(参考) −
pH 6.8-7.2
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