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水草水槽の生物兵器

対苔 水草水槽にチャレンジすると必ず苔との格闘になる。苔は大繁殖する前に食い止める予防策に尽きる。その予防の為には、以下の生物兵器が有効である。それ以外の予防策には、定期的な水替、肥料過多の防止、飼育魚数の削減がある。

ヤマトヌマエビ

糸状藻、アオミドロに有効。(ヒゲ状藻も食べるらしい) 自宅の水槽では小型カラシンがいるので、食べられない様に、小さめの個体を10匹いれている。(60 * 45 * 45の水槽ではこれで充分である)

 エビ類は、一度バルサン事件で全滅させてしまった。その時は2週間で苔が水草に付き始めたので、改めてエビの活躍を知った。確かに、小さいはさみを懸命に動かしている姿を見ると、働き者だと思ってしまう。ただ、苔が無くなると水草の新芽(自宅の水槽ではハイグロ系)を食べてしまうので、「熱帯魚の餌を多い目にあげる。」、「茹でたホウレンソウ等の野菜をあげる」等の対応が必用。(ご飯粒も食べてくれる。)

ビーシュリンプ

糸状藻、アオミドロに有効。(ヒゲ状藻も食べるらしい) 体が小さいので、大きい魚がいる水槽ではお勧めできない。しかし、縞模様が奇麗で観 賞価値はある。最近ではクリスタルレッドビーシュリンプも一般的になりさらに観賞価 値は上がっている。ビーシュリンプは水草がたくさんある水槽だと繁殖させることができる。最初は10 匹程度を購入し水槽にいれておく。状態が良ければ2週間くらいで卵を抱くようにな る。子供は小さいので滅多と人目に触れる事はないが、2〜3ケ月すると、「あれっな んか増えてない?」という嬉しい状態になる。ビーシュリンプは奇麗、繁殖できるというメリットもあるが、体が小さいので苔を食 べる量も少ない。我が家では、最初はヤマトヌマエビ10匹、ビーシュリンプ10匹い れてビーシュリンプの繁殖を待った。50匹位に増えれば、多少苔の付いた水草を入れても奇麗にしてくれる。
その他エビ ミナミヌマエビとか使えるそうだが三重県の熱帯魚屋さんでは見た事無い。 気を付けなくてはならないのが、肉食のエビが売られていることがある。肉食のエビを 入れてしまうと苔を食べさすつもりが、小型カラシンを食べてしまったという事態が発 生してしまうので要注意である。

オトシン

珪藻、スポット状藻に有効。 オトシンクルスには、茶色のネグロと上半身が黒のビッタートゥス、アフィニスと3つ の種類がある。一般にオトシンというとビッタートゥスが販売されています。私は、ビッタートゥスしか飼った事は無いが、バリスネリア、ナナ、ガラス面の苔を 一生懸命食べてくれる。あまりお腹が空くと、背面泳ぎをして水面の熱帯魚の餌を食べ る強者もいる。このオトシンは、予防には効果的だが、既に苔だらけの水草は完全に元には戻らない。 自宅の水槽には4匹入れて苔の予防に効果を上げている。オトシン3種類の中でネグロは茶色で見た目は地味だが、比較的繁殖が容易で飼育す る価値はある。(私は価格差にまけて飼った事はない。250円:600円)
プレコ 珪藻、スポット状藻に有効。  熱帯魚の本を見ていると水草も食べるので、プレコは水草水槽には禁物と書いてある が、我が家では全長7cmのプロンズプレコが活躍中である。大きな口でガラス面の苔を 食べている姿は、オトシンにはない迫力がある。ただ、プレコも種類を選ばないと、全 長30cm位になってしまい、レイアウトを台無しにされてしまう。最近価格の下がって きた白と黒のインペリアルゼブラプレコ等いかがでしょうか?
アルジイーター 珪藻、スポット状藻に有効。  大きくなると苔は食べなくなるらしい。この噂を聞いて私は飼った事が無い。小さいうちはオトシンクルスと同じ苔に有効だと思う。
石巻き貝 苔取り用として売られている。私は飼育した事はないが、弟の水槽には数個はいってい る。確かにガラス面の苔は全然生えてない。

ペンシル

フィッシュ

糸状藻に有効。 我が家でも最近購入した。どれくらい有効かは未知数である。水中に停止している泳ぎ は独特なのでみていて面白い。
ブラック モーリー 糸状藻、アオミドロに有効。(ヒゲ状藻も食べるらしい) ブラックモーリーは上記藻以外にも油膜を食べるので一石二鳥である。 家では、ブラックモーリーの代わりに、愛敬のあるバルーンモーリーを入れた。これが、 ブラックモーリーの代わりになればと期待している。
その他 薬品としてアルギミンとか苔防止の薬品が発売されている。しかし、水草もダメージ を受ける可能性が大きい。この為、薬品の使用はお勧めできない。 私の経験上、60*45*45水槽では、ヤマトヌマエビ5匹、オトシン2匹、プレコ1匹いれ ばかなりの効果を上げる事が出来ると思う。
対貝 本当は新しく買ってきた水草をよく洗い流し貝類の進入を防ぐのがベストである。 しかし、卵は多少の水洗いでは洗い流しきれずに水槽に進入を許してしまう事が多い。 私は魚類と同じように水草も、新規購入時にはメンテナンスで1週間置いて観察する 必要が有るのではないかと感じている。

クラウンローチ

ある程度大きくないと貝も食べてくれないが、かなりの効果がある。私も最近まで、小 さな巻き貝に悩んでいた。そこで、弟の飼っていた全長15cmほどのクラウンローチを 譲り受けた。いつもは、消灯後何時間かすると、ガラス面に10匹程度の巻き貝が居た。 しかし、クラウンローチを入れてから1週間たった現在、その数は2,3匹に激減した。 1ヶ月程度起てば撲滅してしまうほどの勢いである。  この種類の難点は白点病に弱く、水温を25゜C以下にするとあっという間に発病し てしまう。比較的低温の好きな水草との兼ね合いが難しい。
トーマーシー 小型のシクリッドで、60cmの水槽では2匹いれば1週間で貝は撲滅できるらしい。私も飼いたいのだが、三重県内ではお目にかかった事が無い。
その他 器具としてスネールホイホイも有るが、家ではビーシュリンプ5匹に貝1匹の割合で、罠にかかっていた。結局引っかかったのは人間だった訳である。
対家族 熱帯魚を飼育していく上では家族の協力が不可欠である。そこで、きれいな魚達を水槽 に入れて、興味を引くようにしなければならない。

ネオンテトラ

カージナル テトラ

熱帯魚の定番である。ネオンテトラは、熱帯魚に興味が無い人でも知っている事が多く、好印象をあたえる事ができる。うまくいけば、仲間に引きずり込める可能性もある。ただカージナルテトラとネオンテトラとの見分けが付かず、悔しい思いをする事が多い。

グッピー

プラティ

知名度が高く繁殖も容易である。訪ねてきた知人に子供をあげる約束をする事によっ て、熱帯魚飼育の道に引きずり込む事が出来る。しかし、繁殖があまりにも容易な為、自然の摂理に任せておくと、水槽で飼える許容 量を超えてしまうので、雌雄分離水槽を用意するか、ショップに引き取ってもらうかし なくてはならない。

ドワーフグラミー

青と赤の奇麗な熱帯魚である。繁殖も比較的に簡単で、抱き合いながら沈んでいく姿 は感動的である。姿も胸から伸びる髭に結構人気がある。また小型テトラは普通は群れるものだが、天敵の居ない水槽では安心しきってバラバラに泳ぎ奇麗でない。そこにドワーフグラミー位の大きさ魚を入れると、身の危険を感じ奇麗に群れてくれる。家では後者の目的の為に水槽に入れている。

バルーンモーリー

見た目がかわいく、ひとになきやすい。うちのバルンモーリーは水槽に指を突っ込むと つつきにくる。
ディスカス 体色が派手で初心者には好まれる。しかし、高温で飼育しなければならず、低温の好きな水草とは相性がよくない。水草水槽でディスカスを飼育している人には感心してし まう。
その他

子供がいる家庭では、自動給餌機、ガラス蓋、金魚水槽は必要である。

自動給餌機  親が餌をあげる姿をみて子供は必ず真似をする。しかし、分量など分かるわけもなく、1ヶ月分位の量の餌を与えてしまったりする。それなら自動給餌機にまかせて、餌をあ げる姿を見せないのがよい。

ガラス蓋  水槽に物を入れられないように、ガラス蓋をしておかなければならない。知らぬ間に ボールペン、お菓子、お金が入っている事がある。

金魚水槽  縁日にいくと、必ず金魚すくいをする。黙っていると熱帯魚水槽に金魚もいれてしま おうととんでもない計画が持ち上がってくる。その時に予備の水槽が有ると水草水槽は 助かる。


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